栄養科通信
ぽかぽか春の陽気が心地良いですね。
今回はひとくちサイズに切ったおかずを提供していた、あるご利用者様への取り組みです。
介護スタッフからこんな声があったと報告を受けました。
「おかずはもっと形のあるものがいいなあ…」
- 病状により咳込みやすい
- 歯が揃っておりしっかり噛むことができる。
- 食事のペースは速いが一口量の調節ができている
- 食事とお茶を交互に摂取できている
気になる点はありますが、より形のある食事が提供できないか相談の余地がありそうです。
早速、摂食・嚥下機能の評価をする言語聴覚士に相談したところ、病状により全てのおかずを今より形のあるものは難しいけれど、ご希望もふまえて魚ならそのまま提供することはできるとの評価でした。
そして、形のある魚を提供したところ「やっぱり魚は形があった方がいいな!」と大変喜んでいただくことができました。
これからもご利用者様のご希望を伺いながら食事提供をしていきます。
◎4月の季節メニュー「桜ごはん」