栄養科通信:水分の少ない食べ物を食べやすくする方法
風は涼しさから冷たさに変わり、少しずつ冬の訪れを感じるこの頃…
さて、今回は食品を食べやすくするポイントをご紹介します☆
高齢になると、ストレスや薬剤の影響、噛む力の低下など様々な原因で唾液の分泌量が減るため食べにくさを感じる方が多くなります。
口の中の水分量が減ってしまうと水分が少ないもの、パサパサしたものがたべにくくなりますよね…
食べやすくするために「まとまりをつける」ことがポイントです☝
例えば…
焼き魚→クリームソースや片栗粉を使ったとろみあん、とろろをかける
トースト、パン→スープにひたす
ゆでたまご→マヨネーズで和える
カステラや蒸しパン→生クリームと一緒に食べる
まずは、「食事の最初に水分をとる」ことで口の中を湿らすことができます!
そして、食べ物が口の中や咽頭に残らないようにするために「お茶、スープなど水分と交互に食べる」ことが共通のポイントです!
(摂食・嚥下機能により上記のポイント以外に取り組みが必要な方もいます。)
秋のメニュー「松茸ごはんとたらの紅葉焼き」