栄養科通信
日中気温が高い日が続いています。こまめに水分補給をするなど、熱中症に気を付けましょう。
今回は、大正生まれの食べることが大好きな女性のご利用者が一時期「何も欲しくない」と
なかなか食事がすすまなくなってしまった際の対応についてのご紹介です。
「形のある普通の食事がいい」とのご希望に沿った食事をご用意していましたが、
噛むことに時間がかかり疲れてしまい、食事を残されることが何度か続いている状況でした。
そのため、ご本人とスタッフで相談し、まずは食事をしっかり食べて体力を回復させるため、
「食事内容をお粥と刻み食へ変更する」
「食事途中で手が止まってしまった際にはスタッフが介助に入る」取り組みを行いました。
すると、徐々に完食されることが増え、最近ではご自身で最後まで食事を召し上がられることができるようになりました。
現在は「お好み焼きが食べたい」と、嬉しい発言も聞かれるようになりました。
写真は、5月のイベント食 ”お好み焼き” です。
一緒にご用意した手作り杏仁豆腐も好評でした。